ANALOGEYES
【 PICK UP 】西村青さんの一脚に宿るクラシックと繊細さ
富山発、吹きガラスの静かな存在感。
西村青さんは、ガラス作家ピーター・アイビー氏の工房「流動研究所」で研鑽を積んだ作家のひとりです。今回はそんな西村さんの「GOBLET X」をご紹介します。
カーブ部分に吹き型の「X」がくっきりと浮き出た、立体感のあるゴブレット。透明感のあるスモークカラーに、細かな気泡がいくつも閉じ込められています。クラシックな佇まいと、吹きガラスならではの薄く繊細な作りが同居する、西村さんの代表的な仕事のひとつです。
スモークがかった色合いは、ガラスの成分によって生まれる自然な表情です。
H約115mm×W約75mm。ワインやウイスキー、水を注ぐグラスとして、日常の一杯を少し特別なものにしてくれます。
一見シンプルなグラスですが、吹きガラスで薄く仕上げながら立体的な「X」の造形を出すのは、決して簡単な技術ではありません。1脚ずつ手作りされているため、写真とお手元に届く作品では、形やディテール、気泡の入り方に違いがあります。それも、量産品にはない一点ものとしての価値です。
もう少し背の高いグラスをお探しの方には、「GOBLET O / TALL」もおすすめです。

ボディ全体に入れた歪みと、足元の造形が美しい一脚。
透過した光がやわらかく歪み、テーブルの上に静かな影を描きます。H約145mmとすらりとしたシルエットが特徴で、見た目の印象よりも軽やかな作りになっているのも魅力です。
普段づかいのグラスをひとつ、特別な一脚に。晩酒や来客時、少し丁寧に過ごしたい夜のお供に、長く付き合える一脚として選んでみませんか。






